おはようございます!嘉兵衛荘の釣り大好き若旦那です(^^♪
淡路島ではこれから六月に入ってくると鱧がたくさん出回り本格的にハモのシーズンに入ってきますね。「ハモは梅雨の水を飲んで旨くなる」と言われるぐらいですから、時期的にも気温が上がってきて鱧が活発になり栄養をたっぷりと取りだすので美味しくなるのも頷けますね。
鱧の旬は一年に二度あるとも言われ、1回目は6~7月で時期の早いハモなんかは「走りの鱧」と呼ばれてます。京都の方なんかでは祇園祭が終われば一度目の旬が終わったなんても言われたりしているみたいですね。八月に入ると鱧は産卵の時期に入り風味が落ちるなんて言われていますが、私個人の感想としましては究極の味を求めない限りは普通に美味しく食べれると思いますよ♪
そして二度目の旬はいつだと思いますか?二回目は晩秋です。以外とこの時期に鱧が美味しく食べれると知っている方は多くはないように思います。「名残鱧」「落ちハモ」なんて言われたりしますね。懐石料理なんかで言いますと「鱧松椀」といった秋の味覚である松茸との出会いの代表的な煮物椀なんかもあります。
そして産卵後の鱧は食欲も旺盛で脂ものってきて、一度目の旬の時期より鱧の脂が持っている奥深い旨味が味わえます。つまり走りのハモより味が濃厚なんです!
分かりやすく言うと一回の旬はあっさりとした味わいで、より繊細で上品な味わいなので、まさに暑くなる夏に向けてオススメ♬対して二回目の旬は濃厚な味わいで、より旨味が強く、寒くなる前の時期なので鍋で食べると脂が出汁に溶け出し、もう言うまでもなく美味しいですよね(>_<)
一年に二度違った味を楽しめる鱧、是非食べ比べしてみてほしいですね(*´▽`*)
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淡路島 民宿 嘉兵衛荘(かへえそう)
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