こんばんは!釣り大好き嘉兵衛荘の若旦那です^_^
今日は鱧について少し書いてみます。
皆さんは鱧についてどんなイメージをお持ちでしょうか?良くも悪くも、美味しい、ふわふわしている、骨が多い、生臭い、皮がゴムみたい、等でしょうか。(個人差があるので、はっきりとは言い切れませんが。)
私自身ハモという魚は正直そこまで美味しいというイメージがありませんでした。確かに味はしっかりあるし、鍋で食べても美味しいかな?というぐらいで、また食べたい!と思えるような魚ではありませんでした。
なぜなら骨は骨切りしてあるけど、気にならない程度に食べれるかなという具合でしたし、落としで食べても皮がぶよぶよ、鮮度が良い鱧でも多少の生臭みは感じるしで、どうも食べにくいイメージでした。
そんなイメージが覆ったのが、この色白のべっぴん鱧に出会ってからでした。
そうです。もともと鱧はこんな色ですよね。
それはとある処理をすることによってハモのぬめりや、この黒いゼラチン質の層を全てとってしまうんです。こうすることで私が感じていた生臭みまでとることができた。
骨切りにも少し工夫を凝らし、ハモの骨が嫌いだった若女将が抵抗なく食べたのを見て、これで間違いなくいけると確信(笑)
もうそこからは鱧料理が2人とも好きになり、家で食べようものなら間違いなく取り合いになります(^_^;)
そして何気に嬉しかったのが、以前の記事でも書いてましたが、食べ物にうるさい長男と、3歳の末っ子がパクパク食べてくれたこと。これも骨の処理がしっかりできている再確認しました。
この方法に変えたことで良いことばかりでもありません。それは下処理にかかる時間が少し増えたということ(T ^ T)
これはハモは鮮度が重要という基本的な部分は変わらないので、捌く本数が多い時にはより大変です。時間がたつとやはり身はパサついてくるので。
もちろんこの下処理をしなくても美味しく食べれます。でも、時間かけてでもする価値のある下処理だと私は考えています。 もう既に私自身はこれをしないと食べようとは思わないぐらい(^_^;)

鱧という魚の見方が少しでも変わると思いますよ♫
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