こんばんは、淡路島民宿嘉兵衛荘(かへえそう)の若旦那です♪
今日の仕事終わりの一コマ笑
研ぎ終わりの包丁。
綺麗なしのぎに綺麗な刃道。
いい道具は使い込めば使い込むほど、そのものの良し悪しがはっきりと、分かりやすく出てくるように思います。
購入時からブレてない♪#一竿子忠綱 #伝統工芸品 pic.twitter.com/QyzAaODfHN
— 土井崇史 嘉兵衛荘の釣り大好き若旦那 (@TAKASHI_TMHRO) December 10, 2018
修業時代ほど物をきる量は減ったこともあり,昔ほど包丁を研ぐ頻度は減りました。
何も分からない若いときは出だしから刃が落ちていることが嫌で毎日のように包丁を研いでいましたが,実はそれも後から考えるともったいなかったなと。
毎日研げば、常に刃はたち、とてもとても切れますが、それを続けることによって刃が早くちびてしまって、すぐ短くなってくるんですね。
当時は入門編ということで、安価な包丁を使っていましたが、今それをやってしまうと、、、ww
料理をしていたら、包丁が切れないとその日一日のリズムが狂ってしまい、いい仕事ができません。
「包丁を見ればその料理人の姿勢が分かる。」
こういう名言聞いたことありませんか?これ、本当なんですよ。
包丁の切れ味ひとつで、お造りの切り口の美しさや、切った後に素材からにじみ出るドリップの違い等、言い出すと切りがありませんが,はっきり言いまして全然違います。
包丁だけに限らず道具を大切にすること。
年数を重ねることで、基本の大切さが身に染みてわかる今日この頃です♪
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